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英語面接対策|ChatGPTでQ&A練習をする方法【総合型選抜・海外大志望にも対応】
はじめに
グローバル系の学部や海外大学を受験する際、英語面接の対策は欠かせません。
しかし、「何を聞かれるのか予測できない」「英語で答える自信がない」といった不安を抱える受験生は少なくありません。
そこで役立つのが、**ChatGPTを使った“仮想面接練習”**です。AIとのQ&Aを通じて、頻出質問への答え方を練習したり、自分の英語表現を客観的にチェックしたりすることができます。
本記事では、ChatGPTを活用して英語面接対策を行うための具体的な手順とプロンプト例を、3ステップで解説します。
1. よくある英語面接の質問をChatGPTに出してもらう
英語面接で何を聞かれるか分からず、準備の方向性が定まらない――そんなときに役立つのが、ChatGPTを使った「想定質問リスト」の生成です。
自分で1問ずつ調べるよりも、ChatGPTに一括で聞いてしまうことで、頻出質問を漏れなくカバーできます。思わぬ質問にも出会えるので、対策の幅も広がります。
🔶 プロンプト例:質問リストを出してもらう
まずは以下のように指示してみましょう。
ChatGPTが返してくる質問例(一部)
ChatGPTは、次のような質問を出してくれます:
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Why did you choose our university?
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What are your academic interests?
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Tell me about a challenge you overcame.
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What are your strengths and weaknesses?
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How do you plan to contribute to our campus community?
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What are your future goals after graduation?
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Describe yourself in three words.
自分では気づかなかった質問の切り口も出てくるので、準備の視野が広がります。
コツ:質問のジャンルを指定してカスタマイズ
さらに精度を上げたい場合は、次のように「ジャンル」や「難易度」「志望学部」などを指定するとよいでしょう:
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“質問は教育学部志望の受験生向けにしてください”
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“中学生にも答えられるシンプルな表現で作ってください”
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“英語力を測る質問ではなく、人物理解を重視した質問にしてください”
ChatGPTを使えば、**単なる丸暗記ではない“本質的な準備”**が可能になります。
次のステップでは、出てきた質問に対して自分で答えてみて、その回答をChatGPTに添削してもらう方法を紹介します。
2. 自分の答えを英語で考え、ChatGPTに添削してもらう
想定質問を集めたら、次は自分の答えを英語で書いてみる→ChatGPTにチェックしてもらうというステップです。
この作業を繰り返すことで、「自分の考えを英語で伝える力」と「面接での反応力」が一気に鍛えられます。
自分の答えを“まずは英語で書いてみる”
完璧でなくてOKです。最初は簡単な表現で構いません。重要なのは、自分の言葉でどう答えるかを考えることです。
たとえば、次のような質問が出たとします:
Why do you want to study at our university?
→ それに対して、自分なりに英語で答えてみましょう。
🔶 プロンプト例:添削をお願いする
書いた英語の回答をChatGPTに貼りつけて、以下のように依頼しましょう。
ChatGPTがしてくれること:
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文法ミスの修正(例:時制や冠詞の間違いなど)
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より自然で面接にふさわしい表現への言い換え
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ポイントを補足するアドバイスや代案の提示
フィードバックの活かし方
ChatGPTの修正をそのまま丸暗記するのではなく、
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「どこが変わったか」
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「なぜその表現のほうが良いか」
を意識して確認しましょう。毎回自分の言い回しを少しずつ改善していく感覚が大事です。
3. 実際のQ&A練習(ロールプレイ)をしてみる
質問と回答の準備がある程度できたら、ChatGPTとの**模擬面接(ロールプレイ)**に挑戦してみましょう。
ChatGPTに「面接官役」をお願いすれば、実際の会話の流れを想定した練習ができます。即答力や柔軟なやり取りを身につけるには、このステップがとても効果的です。
🔶 プロンプト例:面接官としてロールプレイしてもらう
以下のように依頼すると、ChatGPTが質問を一つずつ出しながら、面接官のように振る舞ってくれます。
ロールプレイで身につく力
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想定外の質問に英語で対応する「即答力」
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質問の意図を理解して、内容を組み立てる「論理力」
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面接本番に近いテンポ感で答える「実践力」
ChatGPTは回答後に「この部分は良い」「こう言い換えるともっと自然」といったフィードバックも丁寧に返してくれるため、成長のヒントが見つかります。
アレンジのコツ
次のように条件を加えることで、より本番に近い練習が可能です:
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“Please pretend you are a strict interviewer.”(厳しめの面接官役)
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“Ask me only academic questions.”(学問・研究分野に特化)
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“Give feedback after all 5 questions, not each time.”(最後にまとめて評価)
音読練習にも応用できる
ChatGPTの質問に対し、自分の回答を声に出して読む→タイプで送信するだけでも、実際の面接を意識した練習になります。
「自分の口で話せる英語」を意識することで、本番での緊張や詰まりも減らすことができます。
次のステップは?
ChatGPTを使えば、ひとりでも実戦レベルの英語面接対策が可能です。
ただし、「伝えたいことがうまく整理できない」「自信が持てない」と感じる場合は、プロの視点からのアドバイスも有効です。
まとめ|ChatGPTを使えば、英語面接も“自分の言葉で”乗り越えられる
英語面接は、単なる語学力ではなく、「自分の考えを英語で伝える力」が求められます。
ChatGPTを活用すれば、以下のような3ステップを通して、自分自身でしっかりと準備を進めることができます:
✅ Step 1|よくある質問をChatGPTに出してもらう
→ 面接で問われやすいテーマを広く把握し、不安を整理できる
✅ Step 2|自分の回答を英語で書き、添削してもらう
→ 表現の自然さと説得力を高める練習ができる
✅ Step 3|模擬面接ロールプレイで即答力を鍛える
→ 実践感覚を磨き、本番に強くなる
▶ ZEN Englishの英語面接サポート|あなたの「言いたい」を「伝わる英語」に
ZEN Englishでは、ChatGPTを活用しながら、マンツーマンでの英語面接対策サポートも行っています。
ただ英語を練習するだけでなく、「何を言うべきか」から一緒に考え、自分の強みが伝わる表現へと導きます。
サポート内容(一例):
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自己紹介・志望理由の原稿作成&添削(英語/日本語)
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