フィリピン留学体験談【San Jose大学合格、Minamiさん】

ZEN Englishからフィリピンセブ島のUniversity of San Jose-Recoletos(以下サンホセ大学)へ進学!ミナミさんの体験談

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セブ島現地の大学へ進学!

簡単な自己紹介をお願いします。

はい、ミナミです。新潟県出身で日本の公立高校を卒業しました。そこから1年のスパンを経て、フィリピンセブ島にあるUniversity of San Jose-Recoletosへ今年(2017年)の6月から通うことになりました。ZEN Englishでは3ヶ月間勉強しました。

通う大学と学部について教えてください。

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(著者より:University of San Jose-Recoletos、通称サンホセ大学orUSLRは総合力ではセブ島でナンバー2。ビジネスやマスコミ関係の分野ではセブでナンバー1と言われている名門校です。新聞や報道関係のところで働く人たちは、ほとんどこの大学からの卒業生だそうです)

通う学部は、Bachelor of Arts in Liacom major in Communication and Marketingというところです。この場合のコミュニケーションは日本でいうとマスコミのことです。そこにマーティングという経営学的な要素が加わったという感じですね。

何故この学部を選ばれたのですか?

日本にいた頃から、デザインの分野に進みたいと考えていました。しかし周囲のアドバイスから完全にデザインに特化してしまうと就職やキャリア的に見てリスキーではないか?ということで、その中間くらいのこの学部を選びました。経営学のようなものを含みながら、広告などのデザインも勉強できるので自分の求めていたもとに一番近かったです。

キッカケは日本での大学受験の失敗から

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(サンホセ大学の学食にて)

ではフィリピンの大学を目指したキッカケを教えてください。

当初は日本の大学を目指していて、センター試験を受けていましたが、うまくいかずに浪人することになりました。そこで気分転換もかねて、昔からの憧れだった留学にいってみようと思いました。

もともとはカナダとかオーストラリアに行くつもりだったのですが、代理店の勧めで一度フィリピンセブ島の学校へ行くことに。これは合計で半年滞在しました。ここで英語の楽しさを実感して、もっと英語を使って勉強してみたいと思うようになりました。ネイティブ圏へ行ってみたい気持ちも強かったのですが、予算の面と、通っていた語学学校のマネージャーから勧められたフィリピンの大学留学へ関心を持つようになりました。

そこで日本帰国後にセブ島での大学進学について調べていたところ、こちらのZEN Englishにたどり着きました。

再度日本の大学を受験することは考えていなかったですか?

一度海外に出た時点でもう完全に考えてなかったですね。留学から帰ったのが10月だったので時期的にも、もう一度日本の大学を目指す気にもなれなかったというのもあります。

では最初に留学を決めた英語学習のきっかけはなんでしょうか?

高校の頃にオーストラリアで2週間ホームステイをしました。その時に外国のドラマや映画にハマったのがキッカケです。それで留学や外国での生活に興味を持つようになりました。

あとはそのホームステイで全然うまく話せなかったので、もっと勉強しないとやばいという危機感も持ちました。そこからは自分で少しずつ勉強をしていつか留学に行こうと決めました。それまでは平均的な高校生より全然出来なかったくらいです。

必要なのはひたすら英語力を上げること

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(サンホセ大学校内:大学の出願期間で校内は凄い人でした!)

面接と試験はどうでしたか?

試験は40分間のIQテストひとつだけです。100問近くあって、序盤に英語の語彙力テスト、後半は数学や図形を使うIQテストでした。IQは図形が3つ続いて次にくるものはなんでしょうか、みたいなクイズ的なものです。数学、図形のものは簡単でしたが、語彙力テストは難しかったです。単語力はもっと鍛えないといけないなと思います。

面接はそこまで固苦しいものではなくて、出願の時に”学部を志望した理由”や”フィリピンの大学を選んだ理由”を聞かれたくらいです。日常会話ができれば問題ないと思います。

ZEN Englishではどんなことを勉強しましたか?

先ほど話したように、入学テストはそこまで準備する必要はありません。しかし、一番の問題は入学後に英語での授業についていけるかどうかなので、ひたすら英語力をあげることに専念していました。教材はフィリピンの大学受験用のものを使ったり、一般的な会話のテキストだったり、特にこれというものはないですね。

プロセスで大変だったところはなんでしょうか?

まずは書類集めが大変でした。フィリピンで集めるものも、日本で集めるものもあるのですが実家から離れたところでないと取れなかったので車で何度も往復したりして、かなり苦労しました。あとはもともと志望していたサンカルロス大学が急遽今年の募集をしないという発表をして、それも聞いた時はかなりショックでしたね。
(サンカルロス大学:K-12により一時募集を完全停止。2018年からは募集を再開)

もっとやっておけばよかった事はありますか?

先ほどのテストのところでも書きましたが、一番は単語力です。まだまだ足りないなと実感しました。1年生の時は授業が比較的楽なので、合間の時間でTOEICを受けたりして英語の勉強は続けていこうと思っています。

卒業後の豊富、目標とかはありますか?

海外で働きたいと思っています。具体的な国や仕事はまだ全然決めていないですが、これから大学で勉強することを役立てる仕事ができればと思います。あとはオーストラリアやカナダでワーキングホリデーをするのも興味があります。

住まいはどうするのですか?

コンドミニアムを借りて一人暮らしをします。

海外で一人暮らし、不安はありませんか?

不安な面はそんなにありません。こちらでは最新のコンドミニアムといっても、日本の住宅ほどの設備は無いので不便な面は多いです。洗濯機が無かったり、インターネットが無いのはこれからどうしようかなーという感じです。4年間こちらにいるわけなので滞在しながらもう少しいいところを探したいですね。

大学生活での楽しみなところ、不安なところを教えてください。

一番の楽しみはクラスメイトとの交流です。あとはこっちの学園祭とかアクティビティとか、何があるか全然わからないので、そういったワクワク感もありますね。

不安なのはやはり”英語での授業についていけるか”です。一年生の基礎科目として英語があるのですが、クラスメイトにフィリピン人はもちろんのこと、ネイティブスピーカーであるアメリカ人までいて、かなりレベル高そうな気がして今から緊張しています・・・。

ネイティブまで英語の授業を受けないといけないんですね・・・笑
僕らが日本語の授業を受けるのと同じことなのでかなり退屈しそうですね・・・。

費用面で海外の大学進学を諦める必要はない!

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最後にこれからフィリピンの大学を目指す人たちへアドバイスをお願いします!

入学テストはかなり緊張していたんですが、けっこうなんとかなります。笑
一番はやはり入ったあとにしっかりついていける英語力です。

あとは海外留学ってかなり高額なイメージがあると思うのですが、フィリピンの大学では授業が英語で行われるにも関わらず費用が非常に安いです。今まで費用面で海外留学を諦めてしまった人や、日本の大学受験のシステムが合わないって人たちは是非一度見てみて欲しいですね!

ありがとうございました!

編集後期

ミナミさんの進学サポートをしていました、ZEN EnglishマネージャーのMartinです。
まずは入学おめでとうございます。2017年がk-12というフィリピンの教育制度改革の年でありかなりイレギュラーな経験をしましたが、無事に入学が決まって嬉しく思います。

自分が大学入学前の頃と比べると、ミナミさんは特殊な書類を集めたり、住居も自分で探したり、かなりしっかりしているなーというのが第一印象です。流石に海外で一人でやっていこうとしているだけありますね。日本にいる時は授業休んだり、あまり勉強が好きではなかったようなのですが、こちらではまったくそんな印象はありません。むしろ自発的に目標を持って勉強している印象があります。形式的でつまらない受験勉強ではなく、自分のやりたい事を自分で見つけて、それを勉強しているからこそ、日本にいる時よりも高いモチベーションで出来ているのではないでしょうか。

また「費用面で海外の大学進学を諦める必要は無い」という言葉には心打たれました。またフィリピンでは一度社会に出てから大学へ戻る人も多く、日本の大学と比べると国籍も年齢も多様化しています。こうしたことから費用面と同様に、年齢で諦める必要もないのだなと思います。

大変なのはこれからだと思いますが、頑張って欲しいと思います。
1セメスターが終わったタイミングでまた大学生活についてインタビューしたいと思います!

ミナミさんが進学した大学の概要についてはコチラ。

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