フィリピン留学体験談【2か月で385点もスコアアップ!Yukaさん①】

2ヶ月でTOEIC320から705点へアップ!(385点UP)短期間で何故そんなに上がったの!?

Yuka留学体験談
7/11の入学時に受けたTOEICテストで(公式問題集から出題し、試験監督もつけ、しっかり時間を測った本番同様の環境)320点。9/3に受験した公式TOEICテストでは705点と2ヶ月で385点も上がったYukaさんの体験談です。

まず簡単に自己紹介と英語学習の経歴をお願いします。

大阪出身の22歳です。留学経験としては19歳の時に2ヶ月ニューヨークの語学学校、21歳の時に7週間セブ島留学、その後すぐに半年間オーストラリアでワーキングホリデーをしていました。
仕事はお寿司屋さんのホールで、時給は22ドルでした。
日本食レストランといっても、お客さんはほぼ現地のオーストラリア人だったので、英語を使う環境としては最高でしたね。

各国語学留学とオーストラリアでワーホリも経験して、何故このタイミングでTOEICの勉強を始めようと思ったのですか?

留学等でお金と時間も沢山費やしたわけですが、最後に自分の英語力を具体的に証明するものが欲しかったんです。
喋れることは喋れるけど、就活の面接等だとそれが客観的に証明できません。そこでTOEICのように数字で具体的に英語力を証明できるものを取得しようと思いました。
また、今まで仕事等で実践的に英語を使ってきたのですが、ガッツリ机に向かって勉強してみたいという気持ちもありました。

単刀直入に聞きますが、短期間で何故そんなに点数が上がったのですか?

セブ島留学とZEN Englishによる勉強のための環境が一番だと思います。まず南国なのでシャツ一枚でオシャレを気にしなくていいです。あと日本のようにダラダラテレビを見ているようなこともないし、とにかくやる事が勉強しかない!っていう環境なんです。
あとZENの学生は皆勉強の意識がとても高いです。周りに負けないぞ!っていう気持ちにもなりますし、お互い良く影響しあっています。
勉強したい人には本当に良い環境ですが、いわゆる思い出を作りたいっていう人にはオススメしない環境です笑。皆、週末でも勉強してますから。
あとは食事が美味しいことも大事な要素だと思います。食事が美味しいと気分が上がるし、その後の勉強また頑張るぞ!っていう気持ちになれます。食事が美味しくないと外食が多くなってしまい、お金も時間も費やしてしまい、勉強に集中できません。なので、食事のクオリティは勉強に直結してくると思います。

主な勉強方法、使っていた教材を教えてください。

授業は2時間を2コマとっていて、ひとつは完全にTOEIC、もうひとつは単語テストをやったり会話の授業をしたりと、好きなように使っています。先生はただ授業を行うだけではなく、自分の目標をしっかり理解した上で、そこまでのアプローチ方法を提案してくれるので心強いです。
授業は4時間だけなので、それ以外は全て自習の時間に充てています。自習では、まずはその日に先生から教わったことを全て完璧にすること。残りの時間で日本から持ってきたTOEIC教材を利用して勉強しています。
授業だけでは大きくは伸びないです。完璧な復習+自習が必要不可欠だと思います。

一日のおおまかな流れを教えてください。

毎朝5時頃に起きて、朝食まで自習します。その後は夕食まで、授業と自習。夕食後はジムに行ってリフレッシュしたあと、睡眠まで自習をします。
自分は朝方なので、早寝早起きな生活になってますね。
一度、睡眠時間を極限まで削ってみたのですが、逆に授業や自習に集中できなくなってしまい、睡眠の大切さを思い知りました。

平日はずっと勉強ですね。では週末はどう過ごされていましたか?

週末も基本は勉強です。時々、友達とカフェや食事に行きます。
平日は授業の復習にかなり時間をかけているので、週末は平日に出来ないような、模試を解いたりしています。

Yuka留学体験談2

かなりハードな生活ですね。息抜きの時間とかはありますか?

食事、睡眠、シャワータイムが息抜きというか、休息です。
さっきも少し話しましたが、一日中勉強しているので食事はとても楽しみな時間のひとつです。美味しい食事はとても大事です。

最終的な目標は850点!残りの3ヶ月をどう過ごすか?

今以上に頑張る。自分に厳しく、人に優しく。
今後の課題としては、リスニングとリーディングのレスポンス速度を高めることです。

チューター制度はどう活用していますか?

まずTOEIC力、英語力として何が不足しているのか的確なアドバイスを貰えるのが有り難いです。実際に高スコアをとった人から、自分の経験に基づいてのアドバイスをもらえますので、無駄無く時間を使えた気がします。
授業も自習も、基本的にはチューターの方に言われた通りにやっただけですね。それでここまで実際にスコアも上がっているので、アドバイスは的確だったと思います。

この留学後はどうする予定か?

TOEICスコアと英会話力を活かして就活をします。スコアだけでなく、自分をここまで追い込んで頑張れたという経験は今後の自分の糧になると思います。

編集後記

僕が彼女のチューターとしてアドバイスをしてきました。チューターの役割のひとつとして、生徒さんをやる気にさせることが挙げられますが、彼女の場合は頑張りすぎていて、逆に休んだ方がいいよ、と話したくらいです笑。
彼女の一日の流れを見てもわかる通り、これだけ頑張れば、スコアもこれだけ上がるわ、と納得もいきます。僕らがいくらカウンセリングをしても、最終的に勉強するのは生徒さんなのです。
最終的な850点という目標に向かって、引き続き、僕も含めて頑張っていきたいと思います。

担当マネージャーより

まずは彼女の現状でのレベルを的確に把握するところから始めました。入学時のTOEIC模試の結果を分析します。これはどのパートをどのくらい間違えたか、どういった問題を間違えているかの確認です。TOEICには文法系や語彙系など問題にいくつかの種類があり、ひとつひとつ見て確認をします。

その上で、どうするべきかを見極めてアドバイスをし、利用する参考書を2人で決めました。彼女の場合は、会話としての英語経験はかなり豊富ですが、学問としての経験は薄いと判断して、まずは文法力と語彙力の強化からスタートしました。留学を数ヶ月したにも関わらず、TOEIC等のテストの点数が低い人は、こうした基本的なところが欠けているケースが多いです。

マネージャー
今回の705点取得した公式TOEICの結果も分析します。
公式結果はどの問題を間違えたかのチェックはできませんが、Abilities Measuredからおおよそ検討を付けることが可能です。
僕の方で分析した結果、リスニングもリーディングも全体的な内容を掴みとる能力にかけていることがわかりました。これは根本的な英語力を指すので、これから地道に上げていくしかありません。
現在、Yukaさんは日本に一時帰国中で、出発前に、これから使う参考書の相談もしたので、この帰国中に買ってきてもらいます。

僕は、夜に勉強を見たり、個人的にTOEICを教えたり等、特別なことは何もしていません。ただその都度、弱点を明確化し、次への作戦を練ることの繰り返しです。これに本人の努力が加わり、今回のようなスコアアップができたのだと考えています。

「オッケーわかった、信じて付いて行く」と言われた時は、なかなかのプレッシャーでしたが、こうして結果が出てホッとしています。
語学学習・語学習得は大変なことです。
楽しいこともありますが、そうでないことも多々あります。そうした中で、そもそも自分の弱点がわからなかったり、辛いからそこから目を背けていたりする人が多いのです。
そこを当の本人よりもしっかり分析して、語学力アップへの戦略を練ることが僕らの役割であると考えています。また一種の教育者として、自分自身も常に勉強・研究し、向上していくことも忘れてはいけないと思います。

Yukaさんの頑張った点

何よりも勉強量です。僕がいくら正確な道を示したとしても、本人がその道を進まなければ意味がありません。そこを僕の予想を遥かに上回る超スピードで進んでいったYukaさんには驚かされました。いつか僕が抜かされるんじゃないかとヒヤヒヤしていますが笑。

また僕自身も学ばされた点がいくつかありました。それはTOEICの不正解の根拠まで完璧に理解するというハングリーさです。確かにこれは、本当に理解しながら問題を解いていく上で凄く大事なことで、僕のTOEICグループ授業の中でも取り入れています。彼女のこうした姿勢は周りの生徒にも良い影響を与えていて、全体で勉強を頑張るぞという姿勢が維持できていると思います。

日本の企業が社員に対してTOEICの基準を設けるのは、単純にスコアだけでなく、その目標に対して努力が出来るかという点も見ていると聞いたことがあります。Yukaさんの場合も、そうした本人の意思の強さや根性が成した技であると感じます。

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