セブ島の交通事情〜バイクタクシー、ジプニー編〜

前回はセブ島のタクシー事情を記事にしたので、今回は私がタクシーよりもよく使うバイクタクシーとジプニーについて紹介します😀

バイクタクシー(ハバルハバル)

運賃:初乗り大体20php
8kmの距離まで1kmごとに16php、それ以降は1kmごとに20php

東南アジアによくあるモーターバイクのタクシー。渋滞にも巻き込まれず、時間がない時に一番おすすめ。私がセブ島で一番よく使う交通手段です。ですが、運賃は運転手の言い値なので高く言われることがほとんどです。フィリピン人でもぼったくられるらしく、外国人であればなおさらです。長く住んでたらこの距離で大体どれくらいの値段なのかわかるようになるので高いなと感じたら乗らないようにしてください。私はそういったやりとりもめんどくさいので、そこら辺に走っているバイクタクシーには乗らず、配車アプリで予約したバイクタクシーに乗っています。配車アプリについては、何社かあるのでまた別で記事にしたいと思ってます。

ジプニー

運賃:初乗り12phpから(学生、シニアは運賃が20%割引されます。)
4kmの距離まで12php、それ以降は表の通りで値段が上がっていきます。
フィリピンを代表する、乗合バスのような乗り物、ジプニー。私がセブでバイクタクシーの次に使う交通手段です。なんと言っても魅力は運賃の安さ、12phpで大体のところに行けます。そのため通勤や通学などで現地人が一番使っている交通手段です。ジプニーは決められたルートをぐるぐる回っていて、そのルートの中で乗客は乗りたいところで乗れて、降りたいところで降りれるすごく便利な乗り物です。このルートを全て攻略し乗り換えも完璧にできたらどの交通手段よりも安くどこまででも行けます!

ジプニーに乗る際に気になるのは乗車方法と下車方法ですよね。わたしも初めて一人でジプニーに乗る時には緊張しました。語学留学中は先生と一緒に乗ることが多かったので何もしなくて良かったのですが、一人で乗る際には「乗る、行き先を伝える、お金を払う、降りる」のステップを全て自分でしないといけません。運転手との会話は英語ではなく、ほとんどが現地の言葉なので覚えておくと役に立ちます!

STEP1: ジプニーに時刻表は無く、来たジプニーに乗る方式。そのため、目的地行きのジプニーの間隔は短い時もあれば時間帯や日によっては全然こうへんやん!って時もあります。目的地行きのジプニーが来たら、手を挙げて乗りたいアピールをします。そしたら、運転手が歩道側に寄ってくれます。たまーに手を挙げてるのに通り過ぎる運転手がいますが、無視されてるのではなく、満員でもう座るスペースが無いということです!乗り口は後ろからなので後ろから乗り込みます。
STEP2: 行き先はお金を運転手に渡すのと同時に伝えます。運転席に近い席に座っている場合には直接運転手にお金を渡しますが、混雑していて乗り口側に座っている場合はバケツリレーのような感じで他の乗客を介して運転手に渡してもらいます。その際に「Palihog ko(パリホッグ コ・・・お願いします)」と言って隣の乗客にお金を渡します。バケツリレーで運転手のもとにお金が渡ったら、運転手が「Asa ka?(アサ カ・・・どこ行くの?)」と聞いてくるので行き先を伝えます。行き先は、細かい住所などではなく、アヤラモール、JY Square など大体の目印になる建物や場所で伝えます。学生の場合は学割が適用されるので、語学学校のIDを提示して「Studyante kuya/ate.(セジャンテ・・・学生です。)と伝えます。
STEP3: 降りる際には、降りたいところで「Lugar lang.(ルガーラン・・・降ります。)」と運転手に伝えるか、コインで頭上の手すりか屋根を鳴らして運転手に知らせます。そしたら、また歩道に車を寄せてくれるので降ります。

もし、降りたいところの目印になるような場所の名前がわからない!緊張して話せない!などの場合には、降りたいところでコインで屋根をこんこん鳴らしてから運賃を渡して降りる方法もあります。

エアコン付きジプニー

運賃:初乗り14phpから(学生、シニアは運賃が20%割引されます。)
4kmの距離まで14php、それ以降は表の通りで値段が上がっていきます。

コロナ流行後、従来のジプニーは乗客が密集している!という理由で感染症対策の点からエアコン付きのバス型の、比較的大きく開放的なジプニーが増えたみたいです。従来のジプニーよりも快適な分、運賃はほんの少しだけ高いです。

乗り方は従来のジプニーとほとんど同じですが、違うのは車内に呼び込み兼お金を集める係のスタッフが絶対いることです。なので必ず向こうから「Asa ka?(アサ カ・・・どこ行くの?)」と聞いてくるので行き先を伝えます。また、降りる際のコインでコンコンと鳴らす場所がなく、必ず「Lugar lang.(ルガーラン・・・降ります。)」と言わないと降ろしてくれないけないので、従来のジプニーよりも車内で発言する機会が多いです。

前回のタクシー編と合わせて、留学中によく使う交通手段4つを紹介しました。他にも長距離バスなど交通手段はありますが、乗ったことがないのでまた乗ったら記事にしたいと思ってます!また、トライシクルと呼ばれるバイクの横に台車みたいのをつけて4.5人乗れるような乗り物もありますが、この乗り物は空港があるマクタン島でしか見たことありません。街では見かけたことなく、若干田舎で走ってるようなイメージです。

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