フィリピン留学体験談【TOEIC900点越え!Martinさん】

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TOEIC300点から945点まで。ZEN EnglishマネージャーMartinの体験談

今回の体験談はZEN EnglishのマネージャーとしてTOEICを勉強している学生のカウンセリングを担当しているMartinさんです。2年前の英語超初心者時代のTOEIC300点から、今回の945点までの歩みを聞いてみました。現在、TOEICを勉強している全ての人へ必見です!

TOEIC300点、英語超初心者からのスタート

改めまして今回のインタビューを担当するインターンのnamuです。まずは簡単な経歴を教えてください。

はい、東京の大学(建築学科)を卒業後に、インターンとしてセブ島に戻ってきて現在はここで正社員として働かせてもらっています。それ以前には大学3年生の夏休みに1ヶ月だけうちの姉妹校である3Dに留学しました。

TOEIC300点からスタートしたというのは本当ですか?とても信じられませんが。。

本当です。セブに初めて留学した時の入学試験では300点でした。もともと英語は苦手教科、嫌いな教科だったので、それ以前はまったく勉強していなかったですね・・・。きっかけはバックパッカーで東南アジアを一周したことでした。それから独学で始めて一度留学してみた感じです。

では、TOEICの勉強を始めたキッカケはなんでしょうか?

率直に言うとマネージャーへ昇進するために必要だったからです笑。もともと日本で就職活動する予定もないですし、点数はどうしても必要というわけではなかったですね。

あとは英語学習として何かテストを1つ抱えていると頑張りやすい、勉強しやすいということも挙げられます。そのテストを勉強しながら単語力が付いたり、リーディング力が付いたり、そしてそれが会話へ活かせたりもします。テストは教材として使っているようなイメージですね。そして点数化されるので進捗状況もわかりやすいです。

そういった意味で、TOEICに限らず常にテストを1つ抱えるようにしています。TOEICはとりあえず目標点数までたどり着いたので、次はIELTSをやってみようと考えているところです。

これまでの点数経緯を教えてください。

TOEICは大学時代に全体で強制的に受けさせられた程度でそれまではノータッチでした。

まず2014年に始めて留学した時が300点です。その後2015年にインターンとして戻ってきた時は400点後半くらいでした。2016年前半に800へ到達し、後半に900突破という感じです。

途中、卒論とかで全然英語に触れていない時期もありましたので、300から900点まではおおよそ2年弱くらいかと。

点数が伸び悩んだ時期とかはあったりしましたか?

そうですね、一番辛かったのは600から800でした、個人的には。一度600取ったのですが、その後500後半に戻っちゃったりと停滞していましたね。その後一度TOEICの勉強をやめて、数ヶ月後に再度受けると800を越えていました。

使った参考書は5冊のみ。

TOEICの勉強方法を教えてください。

生徒さんにオススメできるように様々な参考書に目を触れるようにしていますが、自分でやったTOEICの参考書というのは300時代から5冊くらいだけです。

単語帳1冊、入門書1冊、模試3冊って感じですね。公式問題集は予行演習としてやっただけで復習等はまったくしていないので、やっていないに等しいと思います。

5冊だけで900までたどり着くのですか?

もちろんこれだけではありません。TOEICの参考書としてはこれだけという話で、英語の総合的な学習としてはもっとやっていました。毎日、新聞・ネットの記事・本・雑誌を読んだり、ニュースや映画を見たり、そういったことに費やす時間の方が長かったです。テスト勉強は早くても本番1ヶ月前から始めるようなイメージです。あとは英検の教材が個人的に好きだったのでそれもよく使っていました。

勉強はどれくらいしていましたか?

現在はフルタイムで働いているので勉強できる時間は限られていますが、インターン時代は週末もピックアップの合間をぬって勉強していました。

今は勉強しても一日2−3時間くらい。それよりも、読書やテレビなど英語が日常に溶け込んできた印象です。非常に便利な時代で、キンドルで洋書が安く沢山買えますので、毎日それで読書をしています。これはかなりおすすめな勉強法のひとつです。全体的に言えるのは自分の好きなことと英語を結びつけて勉強することです。本も読みたい本を読んでいます。

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覚えなくて良い単語はない

ちょっと話が変わるんですけど、何故そんなにボキャブラリーが多いのですか?

え、そうですか?

はい、TOEICの授業受けてる時とか英語を話しているところを見てよく感じでいます。

あまり実感はないのですが。。実際に単語帳は数冊しかやっていません。それよりも記事や日常で出会った単語はなるべく調べたり覚えるようにしています。

僕の最終的な目標として英語でスラスラ読書ができるようになる、ということがあります。そうなるとテスト勉強のように単語に優先順位を付けてはいけない、覚えなくて良い単語なんて無いと思っています。そういった日常的な心がけが影響しているのかもしれませんね。

TOEIC解き方のコツを教えてください。

うーん、これは一概には言えないですね。レベルによっても違うし、同じレベルでも人によって違います。唯一言えることは基本は抑えつつも、模試を解きながら自分なりの解き方を見つけることではないでしょうか。それを体にしみ込ませるのが一番のコツです。

現在TOEICを勉強している人にアドバイスをお願いします。

まずは時間は裏切らないということ。あとは点数を気にしすぎて勉強するのも時に仇となります。真面目だけれど、楽しみながら勉強すること。それが一番身に付きますし、長続きします。英語はやはりツールなので、例えば料理が好きな人なら、現地の料理学校に通ってみるとか。好きなことだと頑張れるし、単語とかもスーッと脳内に入ってくるんですよ。あとは断然長続きします。英語学習は持続させることが最も重要です。

TOEICといってもベースになるのはやはり根本的な英語力です。その上で、模試を使ってTOEIC慣れをしていく感じでしょうか。

目指すはTOEIC1200点?

これからの英語学習の目標をお願いします。

もちろんTOEIC満点は狙いたいです。それを狙うためにも、まずは一度TOEICから離れようと思います。これは根本的な英語力の強化することと、あとTOEIC満点を取るにはTOEIC1200点狙う必要があるんです。ようするにTOEICレベルの範疇を越えた英語力を付けることが必要であるということです。そういう意味ではTOEICは教材として不適切。TOEICより遥かに難易度が高いテストであるIELTSを勉強することで満点を狙います。

編集後記

ZEN EnglishでインターンをしていますNamuです。

現在、ZEN Englishのマネージャーであるマーティンさんですが、2年前まではTOEICの点数が300点代だったということに驚きました。英語が話せないマーティンさん...全く想像がつかないです。今では、英語学習の相談ならマーティンさんというくらい生徒からの信頼も厚く、学校では頼もしい存在です。夜の無料のTOEICクラスを受けていても、ボキャブラリーの多さに驚きます。

TOEICに関しては、テストのために勉強することも良いですが、マーティンさんのように根本的な英語力を上げる勉強をすることが、意外と高得点獲得への近道かもしれないですね。また、趣味と英語を繋げて楽しみながら英語を学ぶことは、ストレス解消をしながら英語力も上がり、一石二鳥ですね!

私もこれから900点以上を目指すのですが、早速この方法を取り入れてみたいと思います。

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