セブ島の交通事情〜タクシー編〜

タクシー、旅行、語学留学でセブに来る方には一番よく使われる交通手段ではないでしょうか?今回はそのタクシーについて詳しく書いていきます✏️

セブには一般タクシー(白色)とプレミアムタクシー(黒色)、空港タクシー(黄色)の3種類のタクシーがあります。

一般タクシー(白色)

運賃:初乗り40ペソ(約108円)から
1分ごとに2ペソ(約6円)、1kmあたりに13.5ペソ(約37円)料金が加算される

白色の一般タクシーは街中でもよく見るタクシーです。街で走っているタクシーほとんどがこれです。

プレミアムタクシー(黒色)

2020年から開始されたプレミアムタクシー。一般タクシーよりも広く、綺麗で、全ての車に監視カメラ(CCTV)、ダッシュボードカメラ、ライドサービスのアプリ、全地球測位システム(GPS)または衛星測位システム(GMSS)の導入が義務付けられているので安全と言われているタクシーです。
一般タクシーは最大乗客4人のところ、プレミアムタクシーでは大人数で移動できるので語学学校の友達みんなでどこかへ行く時とかに便利かもしれないですね!

プレミアムタクシーにも2種類あり、
車体の文字がシルバーのタクシーとゴールドのタクシーがあります。

シルバーのプレミアムタクシー

運賃:初乗り50ペソ(約136円)から
1分ごとに2.5ペソ(約7円)、1kmあたりに17.5ペソ(約48円)料金が加算される
INNOVAという車種、運転手込みの7人乗りです。

ゴールドのプレミアムタクシー

運賃:初乗り60ペソ(約163円)から
1分ごとに3ペソ(約9円)、1kmあたりに20ペソ(約55円)料金が加算される
車種はMONTERO、FORTUNER、GRANDIA。いずれも運転手込みの7人乗りですが、INNOVAよりも車体が大きいみたいです。

空港タクシー(黄色)

運賃:初乗り70ペソ(約190円)から
300mあたりに4ペソ(約11円)料金が加算される

その名の通り、ほとんど空港でしか見かけないタクシーです。空港からの送迎をメインにしているので観光客向けのタクシーです。

 

タクシーに乗る際の注意点

どのタクシーを乗るにあたっても日本人とわかればぼったくろうとしてくる運転手はいる。

空港タクシーだからといって、ぼったくられないとは限らないです。特に日本人観光客は標的にされやすいので、もしタクシーの運転手に「セブにくるのは初めて?」など聞かれた場合には嘘でも「何回も来てる」や「こっちに住んでる」と言った方が気持ちぼったくられにくいです。(笑)

乗った時に必ずメーターを確認する。

タクシーに乗った際に必ずメーターが動いてるか、初乗り料金になっているか確認しましょう。たまに前のお客さんの料金がそのまま表示されていたりすることもあるので、その場合はメーターを元に戻してもらってください。メーターを使わずに料金を言ってくるタクシーは大体高めに言ってくるので乗らないようにしてください。

降りる時にレシートをもらう。

支払いが終わった後には必ずレシートをもらいましょう。レシートにはタクシーの情報が記載されているため、もし何かトラブルがあった際にもタクシー会社に連絡できます。ナンバープレートは偽のプレートの可能性もあるのでレシートをもらうのが確実です。

細かいお金を用意しておく。

大きなお金、500ペソ、1000ペソを出すとお釣りがないと言われることも多いです。運転手が本当にお釣りを持ち合わせていない場合もありますが、この前私がタクシーに乗った際、お昼の13時過ぎだったのにも関わらず今日一人目の乗客だから細かいお金がなくお釣りが返せない。と言われ、絶対嘘やんと思いましたが、実は細かいお金は持っていたのでピッタリ払いました。

目的地追加は一箇所ごとに初乗り運賃が加算される。

タクシーで誰かを迎えに行ってから一緒にどこかへ向かう、タクシーで別々の場所で降りるなど日本でいうメーターを上げたままコンビニに寄るなどいうことがフィリピンのタクシーではできません。目的地の道中だから寄ってと言っても、一旦メーターを切って料金を払うか、目的地追加の初乗り運賃を払わないといけないです。どちらにしろプラスされる料金は一緒です。

必要のない料金を払わされる。

タクシー運転手が何かと理由をつけて払う必要のない料金を払えと言ってくる場合があります。私が体験したのは、空港から白の一般タクシーに乗った際、空港の駐車場代100ペソを払えと言われました。拒否してもしつこく払わないといけないという旨を言ってきて、乗客が駐車場代を払うってなんやねんと思いながら、そうだとしても100ペソは高すぎやろと空港のホームページを確認すると初めの1時間30ペソ、その後は1時間おきに10ペソ。何時間待機しててん。ぼったくってきてるのは分かってたので到着した際に運転手の提示していた料金は払わずメーターの料金をピッタリ払いました。運転手はむすっとした顔で何か言って、私は大きいキャリーバッグをトランクに積んでいたのに運転席から降りる事なく手伝ってくれることはなかったです。そのほかにも、トランクに荷物を入れてるからプラスで料金が発生するなど、訳のわからない理由でぼったくってくる運転手がいます。

メーターを小細工してるタクシーもある。

わかりやすくメーター料金に追加で払え!と言ってくる運転手はまだかわいい方です。中にはメーターを細工してぼったくってくるタクシー運転手もいます。なかなか気づかないですが、何回もタクシーに乗っていると、この距離でこの値段?メーター上がるの早すぎひん?と感じるタクシーがあります。私も一度だけ体験しましたが、その時はめちゃめちゃ高い訳じゃなく若干高い程度だったので何も言わなかったです。

タクシーによってそれぞれ質が違いすぎる。

乗るタクシーによって、めちゃめちゃ汚い車内、エアコンが効かない車、窓が閉まらない車、トランクが閉まらない車、全然あります。普通に綺麗な車もあるので、運次第です。

スピード出し過ぎで運転が荒い。

道路がまだ補整されていないせいもあり、フィリピンのタクシーは乗り心地があまりよくありません。渋滞も頻繁に起こり、渋滞がなくなったかと思ったらこんどは運転手が車ぶっ飛ばしてる。車と車の間など、こんなとこ通る??ってところを強行突破してたりします。そのせいか車もボッコボコです。

フィリピンのタクシー運転手は超自由。

運転中に歌うたう、好きな歌流す、誰かと電話している、facebook見るなど日常茶飯事です。事故さえ起こらなければもうなんでもいいです。

遠回りする。

距離を稼ぐためにわざと遠回りをする悪質な運転手もいます。通り慣れた道だと、遠回りをしていることに気づきますが、旅行で来られている方はなかなか気づかないと思います。運転手を当てにせず、自身でもGoogleマップで経路を検索して目的地に向かっているか確認したほうが良いです。

 

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