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(シュンさんとクラスメイト、ホテルの現地調査に向かうバン)
ZEN English(旧USP-ESL)卒業後、フィリピンセブ島にあるサンカルロス大学のHRM(ホテル&レストランマネージメント学部)で勉強しているシュンさんの体験談です。6月の入学から1セメスター(半年)が終わって、学生生活や授業のことなど気になることを全部聞いてみました。
実際に現地の大学へ通っているシュンさんの話はとても貴重です。セブ島正規留学を検討している方は是非ご覧ください!
入学までの体験談はコチラ
・セブ島のトップ校 サンカルロス大学に合格! シュンさん
1セメスター(半年間)が終わってみての率直な感想をまず聞かせてください。
最初はスケジュールに慣れるまでが大変でしたね。授業は朝の7:30から始まるので、かなり早起きです。フィリピンでの基本的な生活面に関しては語学留学を通して1年以上滞在していたので特に問題はなかったです。
英語の授業はどうですか?
もちろん大変ですが、クラスメイトの助けもあってなんとかなっています。どうしてもわからない所は友達にメールで聞くと丁寧に教えてくれます。慣れない最初のうちは周りの助けが必要ですね。
(実際の授業の様子)
授業スケジュールとどんなことを勉強しているかを詳しく教えてください。
授業スケジュールはこんな感じです。月水、火木で同じスケジュールになっています。1学期の金曜日は休みでした。これで合計33単位となっています。
授業は基本的には講義形式です。レポート、宿題の頻度はけっこう高いですね。レポートでは、観光現場でのドラブル対処法や、企業を調べてまとめるものが多いです。
各授業ではどんなことを勉強していますか?
1computer fundamentals
エクセル、ワード、パワポ等のパソコンの基本的なソフトの勉強をしました。
2communication arts1
これは英語の授業です。英文法を勉強しました。
3Business Mathematics1
名前の通りビジネス数学です。最初は基礎数学、だんだんとお金・利子とかの計算などビジネスの場で使う数学の勉強に移っていきました。
4National service training program1
これは外国人学生は受けなくて良い授業です。
5Self-testing activities
体育ですね。フィリピンの体育ではグループでダンスをしたり、エクササイズをすることが多かったです。
6General psychology
心理学の基礎です。人間の行動心理学、脳と記憶、気持ちなどを勉強しました。
7Man in search of god
聖書の授業です。聖書の読み方、ストーリーは創世記のやつからスタートして序盤の方を読みました。
8Principles of tourism1
観光学の基礎知識です。旅行者がどこにお金を落とすかとか。HRMらしい授業ですね。
(授業中に使われたスライド、ホテルの歴史について)
9Principles of Tourism2
この授業ではホテル、空港、旅行代理店などを訪ねたりしました。それぞれの現場でどういう仕事があるのかや、実際に働いている人の話を聞いたりすることもあって、一番好きな授業でした。
10Safety Hygiene Sanitation & Environmental Concerns
公衆衛生、環境保全についてです。どうやって食べ物を保存するかなどを勉強しました。
11Principles of Organization And Management In The Hospitality
ホテルマネージメントを基礎から学びます。この授業内では実際のホテルでパーティーのようなことをして、実際のマネージャーさんから話を聞きました。
(実際の講演会の写真。生徒は皆正装で参加します)
講演会のあとはビッフェパーティーで皆一緒に夕食を食べました!
週末、または放課後はどう過ごされていますか?
週末は基本的に課題をしているかクラスメイトと外で遊んでいるかです。よく体育館を貸し切ってバスケットボールをしたりしています。平日の午後は、課題をやるか友達とチャットしているかですね。笑
フィリピン人は家族を大切にするので、授業後はすぐ家に帰る人が多いです。
お昼ご飯とかはどうしてますか?
休み時間にクラスメイトと学食で食べるか近場の食堂で昼食をとっています。
一食100ペソ(200円)未満で食べれるのでとてもお財布に優しいです!
テストはどうですか?日本と同じように期末テストがあるのでしょうか?
小テストがけっこう多くて大変です。授業にもよりますが週に1回くらいありますね。内容は授業でやったことをしっかり覚えているかどうかを問われる問題が多いです。
期末テストは全ての授業であります。問題は例えば、ある説明があってその意味に一番あてはまるものを選ぶとかです。小テストと同様で授業でやったことをしっかり覚える必要があります。
フィリピンの大学の授業は少人数制なことで有名ですが、どうでしょうか?
クラスには30−40人くらいの生徒がいます。小人数な分、発言をする機会は多いと思います。ある話題があってあなたはどう思いますかとか。クラスに日本人が僕だけなので「日本ではどうなの?」と聞かれることが多いですね。また1教科につき必ずプレゼンテーションする機会もあります。
クラスメイトにはどんな国籍の人がいますか?
フィリピン人、日本人、韓国人、パプアニューギニア人、モンゴル人で5国籍の生徒がいます。
おー、多国籍なクラスですね。フィリピンは英語圏なので色んな国から学生が来ますよね。
課外授業などのアクティビティーはどうでしょうか?
一年生では先ほど話したグループでホテルを訪問してみる授業がありました。訪問後はレポートにまとめて先生に提出しないといけません。
(シュンさんが実際に提出したホテル訪問のレポート)
3年生からは1セメスターの間ずっと、実際のホテルで研修する「プラクティカム」という授業も用意されています。
(多国籍なシュンさんのクラスメイト達)
フィリピンの大学に通っていて楽しいところ、大変なところを教えてください。
楽しいところはちょっとした時間の友人との交流、チャットとか友人とのコミュニケーションですね。フィリピン人は本当にフレンドリーでおしゃべりが好きなので、毎日話していますが、話題が尽きることがないです。フィリピン人のこういう陽気なところは一緒にいるとやはり楽しいですね。あとは調査で色々な場所を訪問できるのも楽しいです。
大変なところは朝早いところ笑。あと僕はここでは外国人なので、もちろん言葉や文化の壁を感じることはあります。しかしこういう文化や考え方もあるんだなとそれが楽しみでもあります。
最後に。実際に通ってみたシュンさんから、フィリピンの大学はどういう人に向いていると思いますか?
学校の楽しいところで書いた通り、おしゃべり好き、コミュニケーションとるのが好きor上手な人。facebookにクラスごとのページがあって、そこで皆で授業のことやどうでもいいことなどずっとチャットで雑談しています笑(これがけっこう英語の練習になったりします)
後は、なんでも興味を持てる好奇心がある人です。当たり前ですがここは外国なので、異文化を受け入れて楽しめるということは必須だと思います。最後に細かいことは気にしない人です笑。フィリピン人は色々大雑把なので・・・。
ありがとうございました!
入学前は本当に英語での授業に付いていけるかなど不安がありましたが、実際に楽しく学生生活を過ごされてるシュンさんを見てスタッフ一同安心しています。一方では、放課後や休日にパソコンへ向かって作業している姿をよく見かけ、フィリピンの大学生は課題で忙しいなあという印象も同時に感じています。
また、セブに来たばかりの頃は人見知りぎみだったシュンさんも、フィリピン人に揉まれているうちにかなり社交的でフレンドリーになってきた気がします笑。フィリピン人は本当に陽気で誰に対してもフレンドリーです。こういった部分は私たち日本人に足りない部分であると同時に、フィリピンで留学してみる英語以外の大きなメリットではないでしょうか。
1年次が終わった時にまた改めてシュンさんにインタビューをしてみたいと思います。