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2017/08/25

Oxford Royale Academy〜サマースクールに行ってきた〜

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日本に帰る前に2週間、オックスフォードのOxford Royale Academyというサマーコースに参加しました。

何故受けることになったのか

去年の夏休みに別のサマースクールに行って、その経験が英語力向上や勉強に役立ったのでまた行ってみたいなと思い、サマースクールを自分で探しました。Oxford Royale Academyにしたのはオックスフォード大学のカレッジをそのまま使っているというのに好感を持ったからです。名門の大学ほど設備が整っているっていうのはよく聞く話なので、普段通う学校の近所にあるポーツマス大学と比べてどうなんだろうかと興味があったのもあります。

どんなコース

Oxford Royale Academyはオックスフォード大学のセントキャサリンズカレッジを使って行う2週間のサマーコースです。中には4週間に延長している人もいました。2週間のコースと行っても土日は休みで観光をするために空けられていて、授業外の活動が多い印象を受けました。
授業は教科を選択できるシステムで、2教科選べます。4週間だと最初の2週間に2教科、次の2週間に別の教科選択ができるので沢山学びたい人は4週間取っているようでした。授業とは別に午後からは週3回ワークショップがあり、それも選択できます。

授業内容

 経済

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経済の授業は図書館の階段を上ってすぐにある教室でやりました。経済の基礎からスタートするので、もっと上級なことを学びたい経済の得意な人には物足りないかもしれません。しかし、それとは逆に経済知識を知っている前提で先生が話すので、全くの初心者だと発言時に困ります。ようするにこの授業のターゲット層は経済をやった事があるけど苦手意識がある人なのだと感じました。

私は経済知識をあまり身につけていなかったので、新しい知識が沢山出てきて焦りました。経済知識だけでなく、他国の情勢、政治分野にも触れて授業を行っていました。クラスメイトも例をガンガン挙げていくので、予備知識が足りないと英語力があっても話についていけなくて大変でした。多国籍の生徒たちがいるというのを活かして、自国の問題点についてプレゼンテーションを行う授業もあります。

私は日本の少子高齢化問題についてプレゼンをしました。他の生徒がテキストが多くシンプルなグラフが載ったスライド使ったのに対し、日本人らしく1人の老人を何人かで支える絵を使ったり、人口ピラミッドを使ったりしたので、プレゼンのスライドは先生とクラスメイトに結構好評でした。反対に、プレゼンでの発表でどもったり、時間制限をオーバーしてしまったことに対してダメ出しを受けました。このように、プレゼン後に良かった点と悪かった点をクラスメイトと先生が言い合うスタイルは周りが自分のプレゼンをどう感じたか、今後の課題は何か、など反省するのに良かったです。
プレゼンテーションとは別に、私たちは1000wordsのエッセイを宿題に出されました。3つの質問から好きなものを選び、それについて書きます。期限は1週間で、皆頑張って取り掛かっていました。
普段IELTSのwriting task2でやる250wordsのエッセイの倍ということで、書いても書いても中々終わらず苦労しました。エッセイの添削が結構怖くて、書いたことに対して「ここに関する証拠が足りない」とか、「ふーん。で? これが一体何なわけ? ここの説明いらないよね」と最初から最後まで厳しいコメントを受けました。それはクラスメイトも同じで、エッセイの添削は真っ赤なペンでいっぱい。文法ミスとか、自分の意見を言っていた生徒も何人かいたらしく、

「I think? エッセイなのに自分の意見を書く気? あなたが教授でもやっているなら別だけど、そうじゃないなら必要ないでしょ」

みたいなことをエッセイを返却する時に言っていました。
自己紹介の時に言っていましたが、この先生はオックスフォード大学の卒業生で、経済に関して何でもといって良いほど知っていました。日本の経済情勢もばっちり。
一部の生徒が授業についていけなくなりそうな時もその数名に話を振ったりと、上手くやっていました。

2週間で経済知識だけでなく、プレゼンやエッセイのための知識、政治や他国の事情に関する知識が一気に増えたので、この教科を選択して正解だったと思います。

数学

数学の授業は思っていたのとは全く違いました。世界の面白い数学の問題を集めたような感じです。しかし残念なことに、小学生の時に読んだ「数学おもしろ大事典」という本やパナソニックセンターにあるリスーピアで見たことある知識が授業の7割ぐらいあって、前知識がある状態で学んだのでそこまで楽しめませんでした。こっちも数学が苦手な人にとっては数学を楽しめる良い機会だと思います。数学知識を学ぶ機会もありましたが、問題を解く方もあって、こっちのが私は好きでした。

出てきた問題は例えば「チェリルの誕生日はいつ?」っていう誕生日当てだったり。色々ツッコミ所はある問題ですが、面白いので載せておきます。

問題はこれ↓
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[日本語訳]

アルバートとバーナードは最近シェリルの友達になったばかりで、彼女の誕生日がいつなのか知りたいと思っています。シェリルは誕生日の可能性がある日のリフトを2人にあげました。
5月15日 5月16日 5月19日
6月17日 6月18日
7月14日 7月16日
8月14日 8月15日 8月17日

そしてアルバートに誕生月を、バーナードに日にちだけを別々に教えました。

アルバート:僕はいつがシェリルの誕生日か知らないけど、バーナードも知らないってことは分かるよ。
バーナード:僕は最初はシェリルの誕生日がいつか分からなかったけど、今分かったよ。
アルバート:それじゃあ僕も分かった。

問題:シェリルの誕生日はいつ?

シェリル面倒なことせずに誕生日ぐらい教えてあげようよとか、2人で教えあったらもう分かるじゃんとか思いますが、数学でそこにつっこんだら負けなので。正解と解説は最後に書いておきます。

ワークショップ(Global issues)

この授業はとにかく斬新でした。授業中に先生が

「じゃあ今日は3ポンドまで払うから買い物に行こう。でもその代わりにお店で店員さんに「Brexitで店にどんな影響があったか?」って聞いてね」

って言って、オックスフォードの街に買い物に出かける謎の授業があったり、かと思えばベジタリアンについて討論したり。先生もベジタリアンらしく、環境問題や、健康問題についてやっているうちに「ベジタリアンなろっかなー」なんて思い始めたりして、今思えばちょっと洗脳されかけてましたね。日本に戻って初日に肉じゃが食べたら、「だめだ、肉じゃがから肉が消えたらただのジャガイモになる」と目が覚めました。この先生は絶対洗脳スキルを持っていたんだと思います。

アクティビティー

アクティビティーは自分で選択できて、サインしなければやらない選択肢もあったので、宿題に追われている時はほとんど行きませんでした。友達のドバイ人は2週間先に来ていたらしく、ディベート大会で優勝してトロフィーまで取っていたんですが、これも私はワークショップでGlobal issuesを取ってたんで参加していません。

アイスクリーム作りだったり、ラグビーとかいくつか参加したんですが、その中だとStock marketっていうアクティビティーが凄く楽しかったです。株の売り買いするゲームなんですが、ヨーロッパ系の子たちはアジア系より物怖じせずにドーンと大きいお金を動かしていました。(もちろんお金は偽物ですが) 凄いところだと支給された金額の500倍を稼いだりして、どうやったらそこまで稼げるんだとびっくりしたのを覚えています。
アクティビティーとは別に卒業式の前日に観光でロンドンに行って’Wicked’を観ました。有名な劇なのでこういう形で観れて良かったです。

食事

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朝食と夕食だけカレッジにある食堂で食べます。オックスフォード大学だけあって、うちの学校より美味しかったです。朝食が結構揃っていて毎日選び放題でした。

でも昼食は自腹で近くの街に行って食べなきゃいけないのが難点でした。何故なら、お昼休みが1時間なのに対し、大学のカレッジから街まで片道で20分弱かかるからです。これは道を覚えてない最初の頃は皆苦労して、近くのサンドイッチ屋さんで昼食を済ませたり、昼食抜きの人もいました。慣れるとそこまで苦労せずに街まで行けるようになるので、最初の内だけの苦労ですね。

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このサマーコースで1番微妙だったのが寮です。1人部屋で読書好きにとっては素晴らしい本棚の数。ベッドの下まで収納でき、窓が大きくて朝起きやすい。そんな感じで、部屋に関しては不満はほとんど全くないんです。部屋によって冷蔵庫があったりなかったりするのは平等性に欠けると思いましたが。

問題は大学の寮だから設備も質が良さそうなのに、WiFiがよく切れたり、空気の循環は悪く、共有トイレとシャワー室の前に鏡はないし、とあまり良い思いはしませんでした。しかも最後の3日間で突然部屋のプラグが壊れ、スマホの充電もドライヤーも使えなくなったという事件が勃発。また、最後の2日間では火災警報器を悪戯で鳴らす事件が2回も起こり、たまたま私のステアケース内の警報器だということで犯人探しが発生して疲れました。

結局犯人は見つからず終いだったのもさらにキツかったです。そういう点も含め、寮関連の問題点は結構あると思います。

生徒層

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国籍は本当に様々でした。留学サイトとか行くと日本人率5パーセントと書いてありますが、私が行った時は誰もいなかったです。中国人ばかりが集まるサマースクールはよくあるので、国籍が全く偏っていなくて逆に驚きました。参加したコースが16-18歳だったんですが、16歳が多く、18歳は少なめでしたね。

私が一緒に行動したグループはたまたまドバイ人とドイツ人が固まっていて、それとは別に台湾人の女の子もいたと思います。皆が皆同じ授業を受けているわけじゃないので、授業によってつるむメンバーが変わるようでした。数学の授業ではイギリス女子と話しているのにワークショップでは中国女子たちと行動するみたいな。大抵皆フレンドリーなので、初対面でも気軽に話せます。友達曰く、フランス人はキツイらしいですが。

場所

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サマーコースはセントキャサリンズカレッジの寮と施設を使って行われました。授業ごとに教室が違うのに、大学自体が巨大なので移動が大変です。これも慣れると全く問題なかったですね。歩いて20分の場所に商店街が立ち並んでいて、買い物に便利な場所でした。アパレルショップも多いですが、やっぱりオックスフォードだからか本屋がいっぱい。ちょっと歩いたら3軒ぐらい発見しました。

寮の設備には問題も多いですが、授業内容は良いものを扱っていたので、質の高い授業を受けたい人にオススメです。

いつも夏休みに暇を持て余している人、多国籍の同世代と交流したい人はぜひ行ってみてください!

https://www.oxford-royale.co.uk/

[問題の解答]

シェリルの誕生日は7月16日です。

アルバートはバーナードも知らないと断言しているので、日にちが他と被っていない5月19日と6月18日のある5月6月は除外されます。

そうなると、シェリルの誕生月は7月か8月になります。それに気がついたバーナードは誕生日がいつか分かりました。ということは、7月と8月に共通する14日も除外されます。

可能性があるのは7月16日、8月15日、8月17日の3つ。ここで8月だと2つ候補があるので、8月だとしたらバーナードには分からないはずです。

よって答えは7月16日と判明するわけです。

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記事の投稿者

Boojam

日本の中学を卒業後、1人でイギリス高校留学することになったハリポタオタク(笑)です。現在イギリスのボーディングスクールで楽しくやってます♪

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