フィリピン留学体験談【新卒で外資系企業に見事就職!Kenさん】

まず簡単に自己紹介(現在のTOEICスコア/留学開始時のスコア)と英語学習の経歴をお願いします。

Kenroku Ouchi

静岡出身の大学4年です。大学では韓国語を専攻しました。高校生のころから留学に関心があり、大学3年次終了後、休学をし、6か月間韓国へ、3か月間セブへ留学に行きました。

TOEICは、大学入学時は650点でしたが、フィリピン留学を経て870点まで伸ばすことができました。

韓国留学後のこのタイミングでTOEICの勉強を始めようと思ったのですか?

留学の成果を表すひとつの尺度としてテストがあると思います。自分の英語学習のモチベーションを上げるという意味でもTOEICを活用しました。

また、帰国後は日本で就活が待っていたため、そのための準備としてもTOEICに取り組みしました。

なぜ3か月という短期間で点数が上がったのですか?

TOEICに限らず授業の復習は毎日行いました。その成果が出たと思います。

また、今までTOEICの対策をしたことがなかったので、英語に集中できるこの3か月間を通じ、TOEICというテストに慣れることができたというのが一番大きかったと思います。

フィリピンでは学校とホテルが近く、ランドリーやクリーニング、食事などがすべてついているため家事をする必要がありませんでした。
そのため、実際に勉強に使える時間が丸一日あったので勉強だけに集中することができました。
日本にいるとアルバイトや大学、友達と遊びに行ったりという予定が入るので勉強に使える時間が減ってしまうのですが、フィリピンでは勉強のみに集中できたことが大きな理由だと思います。

主な勉強方法、使っていた教材を教えてください。

HULKAS(スペル忘れました)という韓国のTOEIC問題集を使っていました。問題を解いて答え合わせをするという普通のスタイルで勉強しましたが、問題を解く時間よりも答え合わせにより時間を割くようにしました。丁寧に答え合わせをすることによって最後の1か月半は授業でも問題集を使いました。

自分だけが問題を解くのではなく、先生も同時に問題を解いて、お菓子をかけた勝負を毎日していました。結果は5分け1敗くらいで一回も勝てませんでした(笑)。TOEIC担当の講師と競争することによって、めげずに勉強を続けることができました。

 一日のおおまかな生活パターンを教えてください。

僕は1限を入れなかったので朝はゆっくりしていました。大学のサッカー部の練習に参加していた時は6時に起きて、サッカーをしてから学校に行きました。

学校から帰ってきてからは、よくルームメイトとジムに行ってカフェで二度目の夕食をとってからそこで授業の復習などをしていました。楽しかったです(笑)
生活パターンは適度な運動、授業、勉強、食事といった基本的な生活サイクルを留学終了まで守ったことで、安定して勉強を続けることができたと思います。
たまにご飯を食べに行ったりもしましたが、帰ってきてから少しでも単語を覚えたり、カフェで勉強したりという習慣がついたのだと思います。

どうやってモチベーションを保っていたのですか?

ルームメイトやインターンマネジャーがとてもいいライバルでした。二人ともとてもまじめで、今でも連絡をとり、日本でも会う仲です(笑)
二人と一緒に夕方のTOEICクラスに参加し、一緒にカフェで勉強することがモチベーションの維持につながったと思います。

また、先ほども述べましたが、先生と勝負したり、楽しく勉強できたのが良かったと思います。なによりも学校に行くことが楽しかったです。またセブで先生たちと一緒に授業をしたいです。

TOEICスコアと英会話力を得たことによって何かが変わりましたか?

TOEICで高いスコアをとったからといって、英語が話せるというわけではないと思いますが、点数をとれたことはとても自信になりました。

また、就活の際にもTOEICが役に立ちました。自分は海外で働くことに興味があったので、そういった自分の意思を客観的に証明することができたのではないかなと思います。

グローバルな環境で働く際には英語力は必須となります。フィリピン留学の最大の魅力は、TOEICの点数だけではなく会話力まで伸びた点にあります。日本でTOEICの勉強はできますが、実際に現地で先生たちと英語漬けになることによって会話力まで伸びたことは大きな自信になりました。

Kenroku Ouchi

編集後記

当時インターンマネジャーとしてKENを入学当初から見てきましたが、いつもわずかな時間でさえも有効活用して勉強している姿が非常に印象的でした。

また、生活リズムをしっかりと作っており、良い友達とモチベーションを保つことができていたと思います。フィリピン留学では生活リズムを作り、勉強を習慣化してしまうことが大事なポイントになります。
基本的には平日はしっかりと勉強し、時々息抜きをしたり、また勉強のモチベーションが上がらないときは周りの勉強熱心な友人と一緒に勉強するという方法で切り替えていたようです。

フィリピン人講師とTOEIC模試の点数を競うなど、モチベーションを保つことが非常にうまくできていたのが大幅点数アップの理由だと感じました。
実際に日本に帰国し、TOEICスコアを生かして希望の外資系企業に就職を果たしたKENさん。社会人になってもがんばってください!

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